ピースメーカーの舞台を観てきました。
しかも四回も。どんだけですかい。
でも、この舞台は何回見ても面白かったです。
最初のオープニングダンスで枡屋さんが「お前は何者だ!」ってピロシ演じるワタルに問い、ピロシは「新撰組や!」ってカッコよくキメるんですが、昨日の楽日は「千秋楽や!」ってカッコよくキメてました。最高です。もう、これだけで「観にきてよかった!」って思っちゃいました。
千秋楽は、いつもと違ってアドリブ満載でした、楽しかったです。
千秋楽ノリ最高バンザイ!!
内容としては、原作読んで無くても大丈夫でした。
ピスメの舞台を見終わってから原作を読んだのですが、原作の第一部をザーっとやったカンジでした。
原作四でなくても舞台だけで見ている分には全然問題ないですし、原作をよんでいたら読んでいたでいろいろ補足的な面白出来事&面白会話があるのでいいですね。
そういえば、余談ですが私は新撰組では「計算大好き、心優しい、明里ねえさん大好きな」山南さんが大好きです。ピスメでもそういうカンジで、しかも舞台上の山南さんが良過ぎて良すぎて最高でした。
最後のカテコやバウも含めると千秋楽はみっちり3時間やってました。
ということで、以下、思い出したら書き出す千秋楽ネタ。
一、土方さんとスパイの女郎のシーン。
いつもは客席の特定の座席に座った一人をイジるんですが、千秋楽はお客さん全員をいじりました。
なんでも「今日はちょっと変えてやまびこ」との事。「キレイー!!」と言われ、元気よく「キレイー!!」とそのまま返すお客さんたち。しかし、「やまびこっていったら【オッペけぺー】だろうがぁー!!・・・土方さん、お手本を」とお客さんを怒り(笑)、あまつさえ土方さんにふってました。しかも土方さんもサムズアップして「オッペケペー」って言っちゃうしね!!爆笑でした。
もう1つこのシーンの殺陣終了後、女郎が「このゆっくりした時間に遺書を書きます」とかいってなんか面白いこと言ってすぐさまブスッっと土方さんに喉を突かれるのですが、千秋楽は突くまで長かったです。もうネタが無くなって「ここのシーンは別にスローモーションとか聞いてないです!」とか言ってワタワタし始めたところでやとこさブスッと。いいキャラしてます、土方さん。
二、鈴と吉田先生のシーン。
ワタルの進入を防いだくの一との会話終了後のこと。
いつもは鈴になんであんな怪しいやつを使うのか、自分を使ってくれ、というシーンで「女かどうかも怪しいし。」と言い、「それは言ってあげるなぁー!」と吉田先生が叫ぶ、もしくは叫びながらビンタ、というのが王道だったのですが、千秋楽では鈴は防ぎました!ビンタを!右からのビンタを止め、左から来たビンタもとめました。
しかしその後「若さと芝居は、なんでもできる」というシーンで最後の台詞を鈴がとってしまい、二人でうなずくのが王道パターンだったのが、また吉田先生の右ビンタ!防ぐ鈴!そしたら吉田先生左ビンタ!予測してなかった鈴は最後の最後で吉田先生にビンタされてしまいました。
三、坂本と鉄のシーン。
いつもはブロマイド売れてない、とか、昼にブロマイド売れてないって言ってたら売れたぜよ、でもあんまり売れてない売れてないっていうから本気で薫太夫に心配されたぜよ、などと笑いを撮るのですが、今回は「~~は、俺だー!!」と言ったら照明さんがすごい頑張ってキラキラした照明を作ってくれてました。
その後、もう一回いけるんじゃないか?という坂本。「もしかして・・・この舞台の主役は・・・!」といったところで坂本の前に立つ鉄。そして鉄が「俺だー!!!」って言ってました。またキラキラバーン!した照明。素晴らしかったです。
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